自作PCとやらをノリで組んだ話
どうも。今回はタイトルにもある通りPCを自作した時の話を書いていきます。実は学生時代の頃から5万円くらいでできるちょっとしたものを組もうかなとはずっと思っていたんですが時間を作れなくてなかなか手が出せず、2年弱経過した最近まで何もしてこなかったので今回が初自作でした。まるっきりの自作初心者です。どんな工具がいるのかとかすらわからず組み始めましたが結果的にはすんなりいきました。
1. PCの自作に至った経緯
1.1 2016年
2016年まで遡る。当時18歳の自分は、学校のカリキュラムの一環でゴミスペックPCを組んでノイマン型コンピュータの基礎を学びましょう的な実験があり、以後、市販されているPCに比べ自作することによる拡張性の可能性を感じ興味を一気に抱く。
1.2 2018年
2018年、当時20歳の自分は機械学習アルゴリズムの基礎やAI・ディープラーニングの実装について研究するようになる。その研究で使用した研究室のディープラーニング用計算機のスペックが、ざっくり覚えている範囲で、
・Intel core-i9 9900K(サッカーボール)
・NVIDIA GeForce RTX 2080Ti
・64GB RAM
だった気がする。画像の学習などCPUオンリーでやるとプログラムによっては1日では回りきらないものもある中で、GPUのおかげで死ぬほど早くプログラムが回りきった覚えがある。このとき初めてゲーミングPCがゲーム以外で活躍することを知った。
1.3 2019年~現在(2021年)
その後自作に至るまでかなりの頻度でPCパーツの新作情報などのニュースを閲覧し、今作はビミョーだなーとかこれすげぇなとか色々考えるようになり、ときには絵に描いた餅のようなPCの構成を考えたりして、最終的に予算に合うものを作った。
以上が自作に至った経緯です。
2. 構成紹介
今回のPCはディープラーニング・高負荷ゲーム・高負荷3D建築設備CADをヌルヌルと動かすことを目的としている。
自作経験ないのに自分ですべて選定したため、かなり不安だった。
- CPU: Intel Core-i9 10900K (Tsukumo eX. @53,738-, 2021/02/14)
- GPU:MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIO GDDR6 8GB (Tsukumo eX. @84,480-, 2021/02/07)
- MB:MSI MEG Z490 UNIFY (Tsukumo eX. @32,890-, 2021/02/14)
- RAM:Corsair VENGEANCE RGB PRO DDR4-3200 64GB (Tsukumo eX. @39,578-, 2021/02/15)
- SSD:SEAGATE Firecuda 520 M.2 PCIe-Gen4 2TB (Tsukumo eX. @40,278-, 2021/02/15)
- POW:Corsair HX850i 80PLUS PLATINUM (Tsukumo eX. @24,178-, 2021/02/06)
- COOLER:Corsair H150i RGB PRO XT (Tsukumo eX. @24,750-, 2021/02/15)
- CASE:Corsair iCUE 465X RGB (Tsukumo eX. @16,280-, 2021/02/07)
- OS:Microsoft Windows 10 Pro DSP(Tsukumo eX. @20,130-, 2021/02/15)
すべてTsukumo eX.さんにて購入手配しました。表記は実際に購入した税込価格です。Total: @336,302-(税込) でした。(税抜305,729円)
3. 組成工程
3.1 整列
まずはならべます。
3.4 裏配線処理・電源ユニット格納
ここがかなり大変だった。深夜に組み立てていたため変なテンションになっていた。
4. 負荷試験
ベンチマーク測定にはcinebenchとFF15ベンチマークを使用した。
満足の行く試験結果が得られた。
自身のツイッターにも試験結果を報告している。
cinebench試験中
https://twitter.com/trdtrd114/status/1361720852501307396
cinebench試験結果
https://twitter.com/trdtrd114/status/1361723332907782146
FF15ベンチマーク試験結果
https://twitter.com/trdtrd114/status/1361742998279647232
CADWe'll Tfasの動作環境の改善方法
最近jwcadベースで20MBを超えるファイルを建築平面図(ベース)として作業する現場が有り、図面変更に伴って載せ替えているが、どうしても許せないことがある。
それは、載せ替えに意味のわからないくらいの時間がかかるということです。
そこで、現在のCADマシンのスペックを調べてみた。
・CPU-Z
CPUは第10世代core i7 1065G7 (4core-8thread)
メモリ容量は32GB
と、ノートPCにしてはモンスター感のある仕様で作業しています。
載せ替えに意味のわからないくらいの時間がかかる件について、実際にどれくらいの時間がかかるかというと、
・全体の図形のコピー:約30分
・全体の図形のペースト:約30分
・全体の図形の移動:30分~40分
と、基本的な作業にこれだけの時間がかかりました。
その時のCPU稼働状況が、
これです。。。
(100%使用していないのは、おそらく他の作業領域の確保)
まるで機械学習をしているかのような時間のかかり方をしておりさすがに許せない。
そこで結局、引用元のCADファイルの不要なレイヤを非表示にしたり、図形のベクタでない内部情報などを削除したりすることでかなり軽くなったのでCPU側には特に問題はなさそうだった。
最終的に現在のTfasファイルの大きさは17MB程度。
メールのやりとりは限界ギリギリです。